喜多院周辺について
川越市小仙波町の喜多院周辺には神社仏閣が多く、川越市内でも特に歴史を感じさせるエリアになっています。喜多院は院内の建造物、宝物のほとんどが国の重要文化財に指定されています。喜多院では「家光誕生の間」や「春日局化粧の間」、表情豊かな「五百羅漢」の見学がお勧めです。
喜多院の南には日本三大東照宮の一つ仙波東照宮や枝垂れ桜で有名な中院、明治の初めに廃院となった南院の跡があります。北には交通安全で知られる成田山川越別院、安産の神様・浮島神社、そして武器・武具のコレクションで有名な川越歴史博物館があります。
喜多院周辺の見所
平安時代に創建された星野山無量寿寺が起源で、現在は川越大師喜多院と呼ばれ親しまれています。毎年1月3日のダルマ市(初大師)の日には30万人の参拝者が集まります。 |
喜多院の境内にある五百羅漢。精緻に彫刻された538体の石像の表情は千差万別です。ひとりひとりの顔を眺めていくと自分に似た羅漢に出会うとか。 |
江戸城紅葉山から移築再建した書院、客殿、庫裏(くり)。「徳川家光誕生の間」や「春日局化粧の間」、「職人尽絵」、そして江戸城紅葉山を模した庭園などを見学することができます。 |
喜多院の南隣に日本三大東照宮の一つ仙波東照宮があります。随身門、石鳥居を進んだ先の石段を登りつめた一郭が東照宮の社殿です。拝殿の奥には極彩色の本殿があります。 |
枝垂れ桜の名所として知られる中院。喜多院とは違った静けさがあり、落ち着いた気分にさせてくれます。なお、星野山無量寿寺は、中院を中心に北院(喜多院)と南院の三支院で構成されていました。 |
喜多院から中院へ行く途中、川越総合高校の北西に南院遺跡があります。南院は明治の初めに廃院となりました。現在、その一角とされる南院遺跡は、石碑・石仏が雑然と置かれた状態となっています。 |
喜多院の鐘楼近くの細い路地を入ると仙波仙芳眞人入定塚があります。ここは仙芳仙人が入定したという伝説のある場所です。喜多院のルーツともいえる貴重な古跡です。 |
五百羅漢と道路を挟んだ反対側に、喜多院の鎮守として祀られた日枝(ひえ)神社があります。平成16年に再建された新拝殿の隣には、今は埋められている底なし穴(無底坑)があります。 |
交通安全祈願の寺院として知られる成田山川越別院。地元では「川越のお不動様」として親しまれています。毎月28日の蚤の市と11月の火渡り祭りが有名です。 |
喜多院の北参道入口に、川越城と川越藩ゆかりの歴史的資料を収集・展示する川越歴史博物館があります。甲冑、刀剣、忍者の武器など珍しい品も定期的に展示しています。 |
安産の神様として親しまれている浮島神社。昔この地は一面葦の生いしげる沼地で、神社が島のように浮かんで見えたところから浮島神社の名が付いたといわれます。 |
東京電力川越支社は、かつては川越火力発電所でした。明治37年、石炭火力発電所として100kw発電機2台を使用し、川越町での電灯供給を開始しました。 |
永島家住宅は川越に唯一残っている武家屋敷です。伝聞によると旧川越藩御典医(ごてんい)屋敷跡と言われます。 |
喜多院周辺のご案内
名称 | 川越大師喜多院周辺の見所 |
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場所(住所) | 埼玉県川越市 小仙波町 地図で確認 |
交通アクセス | 【電車】西武新宿線「本川越駅」下車、徒歩20分 |
電話番号 | 049-222-5556(川越市川越駅観光案内所) |
備考 |
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