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観光情報 [埼玉県]

仙波仙芳塚の由来について

日本/埼玉県

往古仙波の辺は海であった。昔、仙芳仙人(せんぽうせんにん)なる者が何処からともなくやって来て「聖人が説法を行った場所は此処だ」と言って其の辺を徘徊していた。

そこに龍神であり海の主である老人が現れたので仙人は「私の袈裟だけの土地でよいから貰いたい」と頼むと「よろしい」と言って袈裟を海の上にひろげると海水が干上がり数十里もの土地ができた。その上更に土仏を作り海の底に投げると海水は忽ち乾いて寺を建てられるような土地ができ、ここに無量寿寺ができた。現在の喜多院である。

海水が無くなった為に逆に龍神の住む場所が無くなったので仙人は小さな池を作って龍神を住まわせたという。それ以来この地を仙波と呼ぶようになった。

旅行時期 [2009年2月]

仙波仙芳塚の写真


【仙芳仙人入定塚】

仙芳仙人入定塚を見学

喜多院の東側、鐘楼門近くの細い路地を入ると「仙芳仙人入定塚(せんぽうせんにんにゅうじょうづか)」があります。ここは仙芳仙人が入定(聖者が死去すること)したという伝説のある所です。


【仙芳仙人入定塚の全景】

文化元年(1804)建立の碑面には「仙芳真人入定塚」とあり裏面には「大昔、仙芳という真人(仙人)が竜神の助けを得て海を干上げ、喜多院の前身である無量寿寺領を創り上げた。そして従来棲んでいた竜を仙波下の弁天竜池に安堵した後、入定した」というような事が刻まれています。

仙波仙芳塚のご案内

名称 仙芳仙人入定塚(せんぽうせんにんにゅうじょうづか)
場所(住所) 埼玉県川越市小仙波町 地図で確認
見学時間 終日開放
料金 無料
駐車場 喜多院に有料駐車場あり
電話番号 049-222-0859(喜多院拝観寺務所)
備考

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