初大師だるま市について
厄除け大師として信仰を集める川越市小仙波町の喜多院では、毎年1月3日の初大師の日にだるま市が立ちます。だるま市は慈恵大師(じえだいし)の命日にちなんだ法要が起源とされ、明治時代から行われています。
当日は喜多院の境内や参道に、関東各地のだるま商(約50店)が並び、七転び八起きの開運の縁起物とされる「だるま」を求めて多くの参拝者が訪れます。例年30万人以上の人が訪れています。
2019年度の喜多院だるま市は、2019年1月3日(木)に開催されます。当日は9:00から18:00まで喜多院の周辺で交通規制が行われます。大変な混雑が予想されるので、お越しの際は電車・バス等の公共交通機関をお勧めします。※喜多院に隣接する明星駐車場は、1月3日は休業です。
だるま市・初詣の写真
【喜多院のだるま市】
喜多院のだるま市を見学
新春恒例、喜多院のだるま市です。境内や参道には縁起物の開運だるまを売る市が立ち、例年30万人以上の人出でにぎわいます。
達磨について
達磨(だるま)とは緋色の袈裟(けさ)で身を包み坐禅をしている達磨大師の姿をうつしたもので、七転八起と称して室町時代に中国から伝えられました。「起き上がり小法師」などともいわれ流行したといいます。
江戸時代には赤い色彩が子供の疱瘡(ほうそう)よけのまじないとして信じられ、また起き上がるということから、農業・漁業・商業などの繁栄の縁起物とされました。
【参道にも所狭しとだるまが並ぶ】
達磨の目の入れ方
縁起物のだるまには最初は目玉が書かれていません。願をかける際に片目を書き入れ、そして成就した際にもう片方の目玉を書き入れるためです。だるまの目入れは、祈願者が願いを込めながら向かって右に目を入れ半開眼し、願いが叶ったらもう片方に目を入れます。
【境内いっぱいにだるまが並ぶ】
福だるま、変わりだるま、干支だるま
群馬県の高崎市や多摩方面など、関東各地から来るだるまは店ごとに顔が異なります。大きさも手のひらに乗る小さなものから、一抱えもある大きなものまで様々です。
だるまは赤色が中心ですが、白、黄、緑、青、ピンクなど願い事別に色分けした風水だるまや、その年の干支(えと)の形をした変り種のだるまを最近は見かけます。御利益のある一年にするためにも、だるまを購入する時はじっくり店を回って気に入ったものを選んでくださいね。
【1月3日の喜多院】
喜多院の初詣客(人出)について
今年(2008年)の埼玉県内の三が日の人出は、1位が大宮氷川神社の203万人、2位が喜多院の41万3,000人です。 喜多院は1月3日の初大師の日が最も多く、その日だけで約31万人が訪れました。
3位は鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)の30万人。鷲宮神社は人気アニメ「らき☆すた」のモデルになったことが影響し、昨年(13万人)の2倍以上の参拝者が訪れ、6位から3位と大幅に順位を上げました。
(次ページ、喜多院の豆まき、節分会豆まき式に続く)
だるま市のご案内
名称 | 初大師だるま市(はつだいしだるまいち) |
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場所(住所) | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 地図で確認 |
開催日 | 1月3日 |
時間 | 9:00~16:00 |
料金 | |
駐車場 | 1月3日は喜多院周辺で交通規制が行われるため、明星駐車場は休業します |
電話番号 | 049-222-0859(喜多院拝観寺務所) |
備考 |
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