小江戸川越菊まつりについて
小江戸川越菊まつりは、川越大師喜多院で毎年11月に開催される菊花展です。小江戸川越菊まつりは昭和58年(1983)に喜多院奉納菊花展として始まりました。その後、川越菊まつり、そして現在の小江戸川越菊まつりと名称を変えました。
喜多院の境内に設けられた特設会場では、主催の川越菊花会会員と市内中学校生徒らの栽培した力作の菊が勢ぞろいし、千輪咲、懸崖菊、盆養、盆栽など約400点以上の菊を観賞することができます。
2019年度の小江戸川越菊まつりは、2019年11月1日から23日まで開催されます。場所は喜多院境内の特設会場、見学は無料です。小江戸川越菊まつりの詳しい情報は、川越大師喜多院公式Webサイトで確認できます。
小江戸川越菊まつりの写真
【小江戸川越菊まつりの会場入口】
小江戸川越菊まつりに行こう
毎年秋恒例、川越大師 喜多院で開催される「小江戸川越菊まつり」を見学してきました。境内に設けられた会場では、川越近郊の菊愛好家による手間と時間、そして愛情をかけ丹精こめて育てられた美しい菊、431点が展示されていました。
【太田道灌の菊人形】
千輪仕立てや懸崖(けんがい)作りの菊、小菊盆栽作りなどの作品はどれも目を見張るほどの見事な出来映え。また、今年は川越のシンボル「時の鐘」の模型とともに、黄色とピンク色の小菊をまとった「太田道灌」の菊人形が展示されていました。
【菊のだるま作り】
菊のだるま作り
大菊の最も基本的な仕立て方、だるま作りの作品です。草丈をミニサイズにし、三つの花を同時に、そして同じ大きさに揃えて、出来るだけ巨大輪に咲かせています。全体が丸くダルマのような形なのでこの名がつきました。
だるま作りは比較的小スペースな所でも栽培できることから、最近では福助作り同様に人気の高い仕立て方です。菊まつりの会場内には、中学生の皆さんが育てた菊も展示してありました。
【小菊の盆栽仕立て】
小菊の盆栽仕立て
小菊を盆栽作りにしたものです。菊の習性や特性を生かしつつ、盆栽としての技法に従って仕立ててあります。枝ぶりを形よく整え姿全体を眺める盆栽作りは、どれも風雪に耐えて育った老樹のような風格が表現されています。
【菊の千輪仕立て】
菊の千輪仕立て
千輪仕立ては、1株に何百輪もの花を同時に咲かせます。全体の形は半球状のお椀型に整えてあります。大きなものでは1株から300本近くの茎を立てて、同時に300輪前後の花を咲かせます。最近では2,000輪以上もの花を咲かせる作品もあるそうです。
11月はちょうど紅葉の時期です。喜多院の紅葉観賞とあわせて、川越菊まつりに出かけてみませんか。
(次ページ、喜多院の初大師だるま市/初詣に続く)
小江戸川越菊まつりのご案内
名称 | 小江戸川越菊まつり |
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場所(住所) | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 地図で確認 |
開催日 | 11月1日から23日まで |
時間 | 9:00~16:00 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 喜多院に有料駐車場あり |
電話番号 | 049-222-0859(喜多院拝観寺務所) |
備考 |
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