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観光情報 [埼玉県]

中院について

日本/埼玉県

埼玉県川越市の小仙波町にある中院(なかいん)は、かつて星野山無量寿寺(せいやさんむりょうじゅじ)仏地院(ぶつちいん)と称し、天長7年(830)に慈覚大師によって創建されました。(※中院創立の縁起は喜多院と同じです)

星野山無量寿寺は中院を中心に、北院(喜多院)と南院(現在は廃寺)の三支院で構成されていました。当初の中院は喜多院の隣にある仙波東照宮の場所にありましたが、寛永10年(1633)の東照宮建造の折、現在の場所に移りました。

境内には川越城主秋元侯の家老であった太陽寺一族の墓、島崎藤村の義母・加藤みきの墓、および藤村ゆかりの茶室・不染亭、成田山川越別院の開祖・石川照温上人の墓などがあります。また、狭山茶(河越茶)発祥の地として、その起源を記した石碑があります。

旅行時期 [2008年11月]

中院の写真


【中院の鐘楼】

【中院の山門】

【石川照温上人の墓】

【天台宗別格本山 中院】

中院を見学

喜多院の山門から南に向かうと、川越総合高校の反対側にひときわ目立つ大門があります。ここは鎌倉時代の終わり頃、喜多院(北院)、南院とともに、星野山無量寿寺から分かれたとされる天台宗のお寺、中院です。

閑静な佇まいを見せる境内には、よく手入れのされた庭園や島崎藤村ゆかりの茶室があります。中院は喜多院とは違った趣と静けさがあり、とても落ち着いた気分にさせてくれます。


【中院の紅葉】

中院は枝垂桜の名所

中院の境内には樹齢100年以上のシダレザクラの大木があり、枝垂桜の名所として知られています。川越市内では一番早く咲く桜で、春先になるとこの枝垂桜を一目見ようと多くの人が訪れます。また、中院は秋の紅葉も大変素晴らしく、季節を変えて何度も訪れたいところです。


【燃えるような紅葉と不染亭】

不染亭(ふせんてい)

不染亭は島崎藤村が義母の加藤みきに贈った茶室です。川越市新富町にありましたが、その場所にマンションが建つこととなり、平成4年に藤村との関わりが深い中院に移築されました。現在では茶道を楽しむ人々に利用され、川越の文化財として保存伝承されています。


【太陽寺一族の墓】

太陽寺一族の墓

山門を入ってすぐ左側にある三基の墓は、藩主・秋元家の家老を務めた太陽寺盛胤(もりたね)一族の墓で、盛胤の祖父盛昌(もりまさ)、父盛方(もりかた)、および妻のものです。

宝暦3年(1753)、太陽寺盛胤は川越の地誌・多濃武の雁(たのむのかり)を著わしました。その内容は著者が武士のため、侍屋敷や武家に関することに詳しく、また川越城や城下町、寺社の来歴、旧跡、伝説などが記述されました。


【狭山茶発祥の地】

狭山茶発祥の地

中院は狭山茶(河越茶)の発祥の地としても知られ、境内にはその起源を記した石碑が建てられています。無量寿寺建立の際、慈覚大師が比叡山より茶の実を携え、境内に薬用として栽培したのが始まりで、その後、川越や狭山の各地で本格的に栽培されるようになったといいます。

中院のご案内

名称 天台宗別格本山 中院(なかいん)
場所(住所) 埼玉県川越市小仙波町5-15-1 地図で確認
拝観 境内自由
交通アクセス 【電車】西武新宿線「本川越駅」より徒歩20分/【バス】川越駅西口、小江戸巡回バスで喜多院先回りコース「中院」下車
電話番号 049-222-2170
季節の花 3月末 シダレザクラ、5月 ハクウンボク、10月 キンモクセイ、11月 モミジ、12月 イチョウ
備考

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