観光情報 [静岡県]
徳川家康と東照宮
徳川家康を祀った神社を東照宮と称します。家康が元和2年(1616)に死去すると、その遺体は久能山(久能山東照宮:静岡県静岡市)に葬られ、墓前に社殿が建てられました。そして翌年、朝廷から東照大権現(とうしょうだいごんげん)の神号がさずけられ、東照宮と称するようになりました。
次に御霊の一部を日光(栃木県日光市)に移し、日光にも東照宮が建てられました。また、江戸城内や、御三家の城下である名古屋(名古屋東照宮:愛知県名古屋市)・水戸・和歌山、徳川氏ゆかりの地である世良田(群馬)・鳳来寺(愛知)・岡崎(愛知)などにも建てられました。
さらに各藩でも東照宮を建てる者が多く、家康と関係の深い天海(てんかい)や崇伝(すうでん)らによって、寛永寺・増上寺・喜多院(仙波東照宮:埼玉県川越市)・南禅寺などにも設けられ、江戸時代には全国で500社を超える東照宮がありました。しかし、明治維新以後は廃社や合祀が相次ぎ、現存する社は約130社ほどになりました。
旅行時期 [2006年]
東照宮(引間城跡)の写真
【浜松東照宮】
家康の散歩道第3ポイントは、浜松市中区の元城町にある東照宮です。この東照宮は、明治19年(1886)、引間城跡に創建されました。社殿には徳川家の家紋「三つ葉葵」が見られ、境内には、かつてこの地に引間城があったことを示す「曳馬城址(引間城址)と刻まれた碑があります。
東照宮(引間城跡)のご案内
名称 | 東照宮(引間城跡) |
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場所(住所) | 静岡県浜松市中区元城町111-2 地図で確認 |
拝観 | 境内自由 |
交通アクセス | 【徒歩】JR浜松駅から徒歩30分。 |
駐車場 | |
電話番号 | |
備考 |
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