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観光情報 [愛知県]

信長塀について

日本/愛知県

熱田神宮境内にある信長塀(のぶながべい)は、織田信長が熱田神宮に寄進した築地塀(※1)です。永禄3年(1560)、信長は桶狭間の戦い出陣の際、熱田神宮に願文を奏して大勝しました。その御礼として奉納した瓦ぶきの塀が信長塀と呼ばれます。

信長塀は土と石灰を油で練り固め、瓦を厚く積み重ねて作られています。当時は全長400メートルあったといわれますが、現在は120メートル程です。西宮神社の大練塀(兵庫)、三十三間堂の太閤塀(京都)と並ぶ日本三大土塀の一つとして有名です。

※1.築地塀(ついじべい)とは、土をつき固め、上に屋根をかけた土塀のこと

旅行時期 [2009年7月]

信長塀の写真


【熱田神宮の信長塀】

【日陰側には苔が生えています】

【土と石灰を油で練り固め、瓦を厚く積み重ねてあります】

【日本三大土塀の一つ、信長塀】

熱田神宮の信長塀を見学

永禄3年(1560)5月19日未明、織田信長は桶狭間の戦いに赴く際、ここ熱田神宮で戦勝祈願を行いました。そして祈願を終えた信長は、わずか3,000の手兵を率いて、田楽狭間(桶狭間の北方1.5キロ)で休息中の今川義元の本陣を急襲し、これを討ち取りました。その戦勝のお礼として信長が寄進したのが写真の築地塀(信長塀)です。

織田方3,000の兵の中には、熱田神宮を守る神兵も参加していました。信長が熱田に軍を集結したのは、戦勝祈願とともに、その援助を得るためでした。「熱田の神兵が加わったから、熱田大神が雷雨を降らせて、織田に味方をした」という伝説が今も残ります。

(次ページ、名古屋最古の石橋、二十五丁橋に続く)

信長塀のご案内

名称 熱田神宮の信長塀(のぶながべい)
場所(住所) 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1 地図で確認
料金 無料(境内自由)
交通アクセス 【電車】名鉄名古屋本線「神宮前駅」下車、徒歩3分。または地下鉄名城線「神宮西駅」下車、徒歩10分
駐車場 駐車場あり(約400台)
駐車場料金 無料
電話番号 052-671-4153
備考

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