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観光情報 [愛知県]

熱田神宮について

日本/愛知県

愛知県名古屋市の熱田区にある熱田神宮(あつたじんぐう)は、伊勢神宮に次ぐ由緒ある大宮として知られる古社です。三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀り社を建てたのが創始とされ、景行天皇43年(113)の創建といわれています。平成25年(2013)には創祀1900年を迎えます。

熱田神宮は草薙剣を神体とし熱田大神(あつたのおおかみ)を祀るほか、相殿に天照大神(あまてらすおおみかみ)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、宮簀媛命(みやずひめのみこと)、建稲種命(たけいなだねのみこと)を祀ります。

約6万坪もの広大な境内には多くの摂社の他に、国宝や重要文化財を多数収蔵する熱田神宮文化殿(宝物館、熱田文庫)、熱田神宮会館(結婚式場)などの施設もあります。また、佐久間燈籠、信長塀、土用殿、二十五丁橋、西楽所(にしがくしょ)、清雪門(せいせつもん)などの見所もあります。

旅行時期 [2009年7月]

熱田神宮の写真


【熱田神宮の南口正門、第一鳥居】

熱田神宮を見学

昔から「熱田さん」として親しまれ、年間800万人もの参拝者でにぎわう熱田神宮です。熱田神宮への行き方は、電車を利用する場合は名古屋駅から名鉄名古屋本線で約7分の「神宮前駅」を降りると最も近いです。


【熱田の森】

熱田神宮の参道、熱田の森

熱田神宮の境内は「熱田の森」と呼ばれ樹木が豊富です。クスノキ、ムクノキ、ケヤキ、エノキなどがうっそうと生い茂り、特にクスの巨木が多く、樹令1000年前後と推定されるものが数本あります。

いつ来ても静寂で涼しくさわやかな熱田の森。その昔、西行法師が旅の途中、熱田に立ち寄り、「かくばかり木陰涼しき宮だちを たれが熱田と名をつけた」と詠んだと伝わります。(→宮の熱田の二十五丁橋


【弘法大師お手植と伝えられる大楠(おおぐす)】

境内にある楠の木のうち、特に大きな7本を「七本楠」と呼びます。写真の大楠は弘法大師お手植ともいわれ、樹齢は1000年以上、しめ縄で飾られています。


【熱田神宮文化殿(宝物館、熱田文庫)】

熱田神宮宝物館について

熱田神宮宝物館は、昭和41年(1966)に建てられた校倉(あぜくら)造り風の建造物の中にあります。館内には皇室をはじめ幕府、全国の武将、諸大名の奉納品や一般庶民からの献納品、約6,000点を収蔵し、毎月選りすぐりの宝物を入れ替えて展示しています。

宝物館の収蔵品のうち、国宝、重要文化財、愛知県文化財に指定された物は176点にものぼります。また、熱田神宮は草薙の剣を祀るところから刀剣類がとくに多く、国宝の来国俊(らいくにとし)の短刀をはじめ名刀の宝庫といわれています。


【社殿および神楽殿は工事中でした】

今回、私が参拝した2009年7月は、平成25年の創祀1900年を期に社殿および神楽殿の大規模な改修工事(記念造営事業)を行っている最中で、拝観することはできませんでした。工事の完了は2009年10月の予定です。
(※工事は2009年9月に完了しました)

熱田神宮の祭典・神事について

熱田神宮では年間70余りもの祭典・神事が行われます。珍しい祭りとして5月4日の酔笑人神事(えようどしんじ)があります。酔笑人神事、通称「オホホ祭り」といわれ、神官が暗闇の境内に集まって「オホホ、オホホ」と笑うそうです。なんとも奇妙なお祭りですね。

最も重要で荘厳な祭典は6月5日の例祭、熱田まつりです。尚武祭(しょうぶさい)とも呼ばれ、約25万人もの市民が参拝します。一年を通じて多くの参拝者が訪れる熱田神宮ですが、特に初詣での参拝客は毎年200万人にも達し、全国の初詣で客ベスト10の上位の常連になっています。

(次ページ、熱田神宮内にある築地塀・信長塀に続く)

熱田神宮のご案内

名称 熱田神宮(あつたじんぐう)
場所(住所) 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1 地図で確認
料金 無料(境内自由)
交通アクセス 【電車】名鉄名古屋本線「神宮前駅」下車、徒歩3分。または地下鉄名城線「神宮西駅」下車、徒歩10分
駐車場 駐車場あり(約400台)
駐車場料金 無料
電話番号 052-671-4153
備考

熱田神宮宝物館のご案内

名称 熱田神宮(あつたじんぐうほうもつかん)
場所(住所) 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1 熱田神宮内 地図
開館時間 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時10分まで)
休館日 毎月最終水曜日とその翌日、年末12月25日~31日
入館料金 大人300円、小中生150円
交通アクセス 【電車】名鉄名古屋本線「神宮前駅」下車、徒歩3分。または地下鉄名城線「神宮西駅」下車、徒歩10分
電話番号 052-671-0852
備考

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