観光情報 [埼玉県]
旧山崎家別邸について
埼玉県川越市の松江町にある旧山崎家別邸は、和菓子の老舗「亀屋」の五代目・山崎嘉七の隠居所として大正14年(1925)に建造されました。
建物は数寄屋造りの和室棟が融合したホール形式の洋館。延べ面積約250㎡の母屋の南側には庭園が広がり、庭の東側には茶室があります。
設計者は第八十五銀行本店(現・埼玉りそな銀行川越支店)の設計を手がけた保岡勝也。保岡のほか、加藤函一(監督者)、印藤順造(施工者)、関谷国造(棟梁)、小川勝之助(鳶)、亀田盛蔵(左官)が建設に携わりました。
隠居所として建てられた別邸ですが、陸軍大演習などでは皇族方が宿泊されることもありました。また、庭には、昭和4年に来川された李王垠(りおうぎん)殿下お手植えの松が残され、川越の私的迎賓館としても使われてきました。なお、現在は川越市が所有し、期間限定で公開しています。
旅行時期 [2010年10月]
旧山崎家別邸の写真
【洋風建築と和風建築が融合した旧山崎家別邸】
【住まいの第一印象は玄関から。ガラス入り玄関】
【階段踊り場のテンドグラス「泰山木とブルージェ」】
【2階の壁は、細い横目地の磨き壁】
【洋室棟から和室棟(右側)に続く】
旧山崎家別邸のご案内
名称 | 旧山崎家別邸(きゅうやまざきけべってい) |
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場所(住所) | 埼玉県川越市松江町2-7-8 地図で確認 |
交通アクセス | 【電車】西武新宿線「本川越駅」下車、徒歩15分 |
電話番号 | 049-224-8811(川越市教育委員会文化財保護課) |
駐車場 | 駐車場なし |
備考 |
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