観光情報 [埼玉県]
亀屋について
埼玉県川越市の仲町にある亀屋(かめや)は、江戸時代中期の天明3年(1783)創業の和菓子店です。代々川越藩の御用達を勤め、現当主で8代目を数える老舗中の老舗です。
亀屋の建物は明治26年建築、店蔵(間口4間、奥行2.5間)と、袖蔵(間口2間、奥行2.5間)を併立させた袖蔵形式の蔵造りです。建物は約1年の歳月と総工費1万111円54銭9厘という当時としては多額の建築費をかけてつくられました。
袖蔵を配した亀屋の外観はきわめて立派で、深い軒を持つ重厚な屋根と豪華な意匠をあっしらった観音開きがとても印象的です。なお、この観音開きの両扉は開閉いずれも重なり合うよう工夫されています。
亀屋の代表銘菓は、亀の甲をあしらった一口最中「亀の最中」やニッキ風味の「こがね芋」。季節限定で発売する生菓子もおすすめです。なお、店舗の東側には亀屋が経営している山崎美術館、お茶屋の亀屋山崎茶店があります。
旅行時期 [2008年10月]
亀屋の写真
【仲町交差点角にある黒光りした建物】
【亀屋の袖蔵】
【観音開きの両扉と目塗台】
和菓子の老舗 亀屋
亀屋の創業は天明3年(1783)。菓子屋としてこれだけの年数を経ているお店は全国的にみても珍しいといいます。まさに老舗ですね。ちなみに老舗とは「仕似せる」という動詞からできた言葉で、先祖からの家業を絶やさず守りつなぐことを意味します。
亀屋のご案内
名称 | 亀屋(かめや) |
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場所(住所) | 埼玉県川越市仲町4-3 地図で確認 |
営業時間 | 午前9時~午後7時 |
休日 | 年中無休(元日を除く) |
交通アクセス | 【電車】西武新宿線「本川越駅」下車、徒歩10分 |
電話番号 | 049-222-2051 |
備考 |
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