入間基地ランウェイウォークについて

入間基地ランウェイウォークに参加

航空自衛隊入間基地の「Runwaywalk 2008」に参加してきました。当日は朝から雨が降り中止かと思ったのですが、公式ウェブサイトを確認すると「開催します」の案内が。本当に大丈夫だろうかと心配しましたが、雨の降る中、入間基地に向かいました。

このランウェイウォークへの参加は応募による抽選です。今回は募集人員1,000名のところ、4,806名もの応募がありました。自衛隊のイベントの中では、毎回たくさんの応募がある人気イベントの1つです。

残念ながら今回は朝から雨模様

9時30分に入門、受付を済ませると雨のためイベント内容を一部変更、縮小して開催するとの連絡がありました。ウォーク開始は11時から。それまでは自由時間なので地上展示の航空機（T-4,CH-47J,C-1,U-125）や装甲車、歩哨犬の演技などを見て回りました。

秋に開催される入間航空祭では、ものすごい人でよく見ることができない飛行機も、今回は抽選で選ばれた人だけが行けるので、ゆっくりと見学できます。

雨の滑走路を歩く

11時近くなると、参加者は隊員に先導されながら誘導路を進み、滑走路北端のランウェイ17に向かいます。午前11時スタートの合図とともに消防車（A-MB-3）が放水を開始、そして各自思い思いに滑走路を歩き始めました。

入間基地ランウェイウォークでは、滑走路と誘導路の一部、約4キロメートルを約30分～1時間かけて徒歩で1周します。ただし、今年は雨のため半分の距離になりました。

体力に合わせてマイペースで歩けます

もし体調が悪くなったり疲れた方は、いつでもショートカットできます。途中のリタイアも可能です。子供さんには雨の日は長靴を、晴れの日は帽子や水分補給用の水を用意しておきましょう。

ウォーク終了後は体育館に移動して、野外炊飯車で作ったカレーライスの試食や入間修武太鼓の演奏を見学しました。今回は雨のせいでイベント内容等縮小して実施されましたが十分楽しめました。次回も応募をしてぜひ参加したいと思います。

滑走路番号を確認

入間基地の滑走路は全長約2,000メートル、幅は約45メートルあります。滑走路の端には「17」と「35」という数字が描かれています。これは滑走路番号を表し、滑走路の方位を2桁の数字で表したものです。磁方位が170度なら「17」、反対側はそれに180を足して350度で「35」となります。

滑走路には傾斜がある

滑走路は平坦に見えますが傾斜があり、ちょうど真ん中が一番高くなっています。降雨時に雨水が溜まらないように、滑走路の端から中間地点まで 1,000メートルの距離で8メートル高くなっています。（0.8％の勾配です）

ところで、狭山市内で最も高い標高地は、航空自衛隊入間基地で標高96メートになります。逆に最も低い所は下奥富の水田地区で標高35メートルです。

（次ページ、野外炊飯訓練で作ったカレーライスの試食に続く）