地理雑学 [日本地理]
本州の端(東西南北)はどこ?
本州の一番端は、以下の場所になります。これら本州の東西南北すべての岬を訪ねて証明書を手に入れる「本州先っぽ岬めぐり」「本州四端踏破ラリー」が、静かな盛り上がりを見せているそうです。
本州四端にある岬
本州最東端 | 本州の一番東にある岬は、岩手県宮古市の魹ヶ崎(とどがさき)です。陸中海岸国立公園の一部で、岬には高さ33.72メートルの魹ヶ埼灯台があります。灯台は海上20海里を照らし、三陸沿岸最大の航路標識となっています。 |
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本州最西端 | 本州の一番西にある岬は、山口県下関市の毘沙ノ鼻(びしゃのはな)です。本州で一番遅い夕暮れを見ることができる毘沙ノ鼻は、展望広場が整備され、気軽に立ち寄ることができます。 |
本州最南端 | 本州の一番南にある岬は、和歌山県串本町の潮岬(しおのみさき)です。紀伊半島の南端に位置する潮岬は、東京の八丈島とほぼ同緯度になります。周辺には「望楼の芝生」という約10万平方メートルの広大な草原が広がり、その美しい景観から年間を通じて多くの観光客が訪れています。 |
本州最北端 | 本州の一番北にある岬は、青森県大間町の大間崎(おおまざき)です。目の前に津軽海峡が広がり、三方を海に囲まれています。大間崎のある大間町は、マグロ漁でにぎわう港町です。 |
本州四端踏破ラリー
本州四端協議会(事務局:下関市総合政策部企画課)は、本州四端のまち(宮古市、下関市、串本町、大間町)のすべてを訪れた方に、本州四端踏破証明書を交付するとともに、記念品を贈呈する「本州四端踏破ラリー」を開催しています。
本州四端は、日本四端(日本の東西南北端にある島)よりは比較的簡単に行ける場所です。皆さんも本州四端踏破ラリーに挑戦してみてはいかがでしょうか。詳しくは下関市ホームページ「本州四端」を参照してください。
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- 地球33番地 - 東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒
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