地理雑学 [世界の自然]
世界で一番面積の小さい国はどこ?
世界で一番面積の小さい国(狭い国)は、バチカン市国です。イタリア(ローマ)の中に位置する世界一小さな独立国家で、人口は約800人、そのほとんどが聖職者とスイス人衛兵です。
バチカンの面積は0.44平方km、この大きさは日本の皇居(1.15平方km)の半分以下です。ちなみに世界で一番大きい国のロシアは、バチカンの約3,881万倍の広さになります。
世界で2番目に小さい国は、モナコ公国です。面積は約2平方km。地中海沿岸、フランス南東部にある国です。気候温暖で風光明媚なところから、世界的な保養・観光地となっています。
世界で3番目に小さい国は、ナウル共和国です。面積は約20平方km。南西太平洋、赤道の南約42kmにある隆起サンゴ礁の小島です。
小さい国ランキング(面積)
順位 | 国名 | 面積 | 参考 |
1. | バチカン市国 | 約 0.44 km2 | 日本の約86万分の1 |
2. | モナコ公国 | 約 2 km2 | 日本の約19万分の1 |
3. | ナウル共和国 | 約 20 km2 | 日本の約1万8000分の1 |
4. | ツバル | 約 30 km2 | 日本の約1万5000分の1 |
5. | サンマリノ共和国 | 約 61 km2 | 日本の約6000分の1 |
「2011年6月現在の外務省の各国基礎データ」より
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