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観光情報 [埼玉県]

武蔵豊岡教会について

日本/埼玉県

日本キリスト教団 武蔵豊岡教会(旧豊岡メソジスト教会)は、石川組製糸の創始者 石川幾太郎の弟である石川和助によって設立された教会です。

石川和助は明治19年(1886)にメソジスト派のキリスト教に入信しました。和助の熱心な布教活動は徐々に実を結び、黒須地区(現入間市)にもキリスト教信者が増え、明治28年(1895)、天佑堂(てんゆうどう)と名付けられた教会堂が建てられました。

大正時代になると新しい教会堂が切望され、大正12年(1923)、石川幾太郎が女子従業員の礼拝を目的に、当時のお金1万円と教会用地1,000坪を寄付したことで、日本メソジスト教会 豊岡教会が完成しました。教会堂は、アメリカ人宣教師で建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories)の設計によって建てられました。なお、教会裏手には今も天佑堂が並んで建っています。

旅行時期 [2010年10月]

武蔵豊岡教会の写真


【武蔵豊岡教会の大きな尖塔とアーチ窓】

【武蔵豊岡教会の礼拝堂】

【礼拝堂の天井は、お寺にあるような格子天井です】

【内部のステンドグラス】

【旧教会堂の天佑堂(てんゆうどう)】

武蔵豊岡教会を見学

旧石川組製糸西洋館から国道16号線を横切り、八王子方面に3分ほど歩くと、右手にゴシック風の教会、日本基督教団 武蔵豊岡教会が見えてきます。

蔵豊岡教会を設計したのは、明治38年(1905)に来日したアメリカ人宣教師で建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズです。

W.M.ヴォーリズは、全国で教会や学校、ホテルなど1,600件にものぼる建物を設計しました。その活動分野は幅広く、建築から医療、教育、社会事業までおよびます。なお、当時アメリカの家庭薬として人気商品だったメンソレータムを日本に伝えたのもヴォーリズです。

(次ページ、市指定有形文化財の旧黒須銀行に続く)

武蔵豊岡教会のご案内

名称 日本基督教団(日本キリスト教団)武蔵豊岡教会
場所(住所) 埼玉県入間市河原町8-6 地図で確認
創立日 明治28年(1895)
建築日 大正12年(1923)
設計 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
交通アクセス 【電車】西武池袋線「入間市駅」下車、徒歩5分
入間市西洋館から徒歩2分
電話番号 04-2962-6191
備考

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