智光山公園の花菖蒲について

智光山公園 花菖蒲まつりに行こう

梅雨時の花といえば、花菖蒲（ハナショウブ）と紫陽花（アジサイ）です。智光山公園の花菖蒲は、例年5月末ごろに咲き始め、6月上旬から中旬ごろに見頃になります。その花菖蒲の開花にあわせて、智光山公園では「花菖蒲まつり」を開催しています。

智光山公園の駐車場について

車で花菖蒲を見学に来られる方は、智光山公園の西側にある駐車場が一番近くて便利です。西側の駐車場から花菖蒲園までは舗装された小道が整備されているので、ベビーカーや車椅子でも移動可能です。

園内を散策したい方、こども動物園も同時に見学したい方は、智光山公園のちょうど中央にある市民総合体育館駐車場、又はこども動物園の駐車場をお勧めします。

観賞するなら曇りや小雨の午前中に

智光山公園では、江戸系、肥後系、伊勢系など、約2,600株の花菖蒲を観賞できます。水分を多く含む花菖蒲の花は強い太陽の光が苦手なので、曇り空、又は小雨のほうが色鮮やかに、そして艶やかに見えます。

黄色い花の花菖蒲

ほとんどの花菖蒲の花は白や紫色ですが、中には黄色の花菖蒲を見ることができます。この黄色い花菖蒲は「愛知の輝」といい、キショウブとハナショウブとの交配によって生まれた種間雑種です。花だけでなく葉も黄色がかっているので、そこだけ明るく光り輝いているように見えます。

花菖蒲は種類によって開花時期が異なるため、結構長い期間観賞できます。智光山公園の花菖蒲園でも、上の田と下の田で早咲きと遅咲きを分けているようです。

九頭竜池の花菖蒲田

智光山公園には約2,600株が植えられている西側の菖蒲園のほかに、九頭龍池近くにも約600平方メートルの花菖蒲田（智光山公園の東側）があります。2008年ごろに造られ、約1,200株が植えられています。