北山公園について

花菖蒲の名所、北山公園へ

西武新宿線「東村山駅」から北西に徒歩20分、花菖蒲の名所として知られる北山公園があります。園内には都内随一の規模を誇る菖蒲苑があり、約220種類、8,000株（約10万本）の花菖蒲が6月上旬から開花します。

北山公園への交通アクセス

北山公園の最寄り駅は西武新宿線「東村山駅」です。駅からは歩いて20分ほどかかります。途中、国宝建造物の正福寺があるので、徒歩の方はこちらの見学もお勧めします。

歩くのが辛い方は、シャトルタクシーを利用できます。シャトルタクシーは、東村山駅西口から北山公園までを低料金で乗れる乗り合いタクシーです。帰りの北山公園から東村山駅西口へも運行しています。ご利用の際は、運行日、運行時間を確認してください。

北山公園の駐車場について

北山公園には駐車場がないのでご注意ください。菖蒲まつり期間中も臨時駐車場等はありません。もし車で行く際は、東村山駅周辺、又は公園近隣の民間駐車場をご利用ください。

花菖蒲の見頃はいつ？

北山公園の花菖蒲は、例年5月下旬から開花（早生品種）、6月上旬から中旬にかけ見頃になります。東村山菖蒲まつり公式ウェブサイトでは、園内の開花情報を写真付きで紹介しています。その年の気候によって見頃の時期が若干ずれるので、開花情報をチェックしてからお出かけください。

珍しい品種が見られる

花菖蒲の種類は全部で約1,000種あると言われています。北山公園ではその内の約220種を見ることができます。花弁が10～20枚もある「天女の冠」、花弁が上を向いて咲く「筑羽根（つくばね）」、まるで鷹の爪のような形の「鷹の爪（たかのつめ）」など、とても珍しい品種を観賞できます。

北山公園で自然観察

北山公園は、豊かな水と緑に囲まれた自然の宝庫です。園内には多くの野草が自生し、春にはレンゲや菜の花、初夏には花菖蒲やアジサイ、夏には古代ハスやヒマワリ、秋には曼珠沙華やコスモスなどが咲きます。また、池やその周辺では、カワセミなどの野鳥を観察できます。この時期には、カルガモの親子が見れるかも知れません。

東村山菖蒲まつりを開催

北山公園では毎年6月第1土曜日から第3日曜日まで、東村山菖蒲まつりが開催されます。花摘み体験や花菖蒲のポット・切花販売、見晴台からの花菖蒲の観賞の他、 地元の名産品の販売、各種模擬店が多数出店します。ライトアップイベントでは、花菖蒲がライトアップされ、夜の花菖蒲を楽しむことができます。入場料は無料です。

（おまけ）里山の散策はいかが？

北山公園の北側には、映画「となりのトトロ」の舞台の参考となった八国山緑地（はちこくやまりょくち）が広がります。明るい雑木林とゆるやかな起伏は、家族連れでも楽々歩ける人気のハイキングコースです。豊かな自然を満喫したい方は、ぜひ足をお運びください。