稲荷山公園について

稲荷山公園へ行こう

稲荷山公園は西武池袋線「稲荷山公園駅」の駅前にあり、都心からもアクセスしやすい公園です。駅から徒歩1分、改札を出て道路を渡れば公園の入り口です。駅前にはコンビニがあります。

西武新宿線を利用される方は、狭山市駅西口より稲荷山公園駅行きのバスで終点下車、徒歩1分です。

クルマの方は稲荷山公園に隣接している狭山市立博物館の駐車場が利用できます。100台完備、駐車場料金無料です。桜の開花時期やさやま大茶会（11月）などイベントのあるときは、園内に臨時駐車場を開放しています。

稲荷山公園の桜

桜の名所として有名な稲荷山公園は、3月下旬から4月上旬にかけてソメイヨシノや八重桜が見ごろを迎え、大勢の花見客で賑わいます。

稲荷山公園では毎年、桜の開花状況に合わせて桜まつりや夜桜のライトアップが行われます。ライトアップされた夜桜は日中と異なり、とても幻想的です。

→【狭山市】稲荷山公園の桜、夜桜、カタクリ（4月）

稲荷山公園の芝生広場

稲荷山公園には子供向けの遊具やアスレチック施設はありません。しかし、広大な芝生広場があるので、ボールやバトミントンなどを用意すると思いっきり体を動かせます。

遊んだ後は隣接するサピオ稲荷山で日帰り入浴はいかかでしょうか？温泉式による落ち着いた本格浴室を完備しています。また、水着着用による男女共用プール（ジャグジー、サウナ、ボディーシャワー、かぶり湯、打たせ湯など8種類）でリラックスするのもお勧めです。

稲荷山公園の見晴台

稲荷山公園の北端、稲荷山配水場の裏手にもう一つの「稲荷山公園」があります。この公園には見晴らし台があり、秩父の雄大な山並みを眺望することができます。夜になると、国道16号線沿いの狭山市内の夜景を楽しむことができる夜景スポットでもあります。付近の斜面ではカタクリやヤマユリが自生し、可憐な花を咲かせます。

→【狭山市】もう一つの「稲荷山公園」、狭山の稲荷山公園発祥の地

狭山市立博物館

稲荷山公園に隣接する狭山市立博物館は、狭山市内で発掘された縄文土器や中世の史跡案内をはじめ、古代から現代までの狭山市の歩みを紹介しています。また、市内の野生植物や野鳥の写真、智光山公園の昆虫の標本なども展示され、狭山の自然についても知ることができます。

→【狭山市】狭山市立博物館 - 狭山市の散策／観光案内

稲荷山公園の木道

稲荷山公園の中央から北西へ伸びる細い道が木道です。この木道は狭山市の住宅地へと続いています。木道の出口付近には、鵜ノ木地域住民の守護神として信仰されている愛宕神社があります。元旦祭と4月の祭礼には鵜ノ木囃子が奉納されます。

稲荷山公園の管理事務所について

昭和25年（1950）に朝鮮戦争が勃発すると、ジョンソン基地（現在の入間基地）にも多くのアメリカ軍が集結するようになりました。そして、現在の公園管理事務所のある場所に、アメリカ軍将校用の建物が建設されました。

その建物はスチーム暖房や上下水道を備えた近代的なもので、当時の日本人の生活から見ると夢のような居住環境を備えていたといいます。稲荷山公園の公園管理事務所は、当時の建物のイメージを取り入れ建設されています。室内には当時の資料が展示してあるので、時間のある方は見学してみてはいかがでしょうか。