エジプトのピラミッドとスフィンクス

エジプトの首都、カイロ近郊のギザには、古代エジプトの王（ファラオ）であるクフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドがそびえています。これらエジプトのピラミッドは、古代エジプトの王、女王、または王族の墓です。

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【スフィンクス】

カフラー王とスフィンクス

カフラー王のピラミッドの頂上部には、今も大理石を磨いてつくられた白い化粧版が残っています。当時は全面に化粧版がはられ、太陽の光をうけて光り輝いていたそうです。また、カフラー王のピラミッドの前には人頭獣身のスフィンクスの石像があります。全長57メートル、高さは20メートル。スフィンクスの頭部はカフラー王に似せてあるといいます。

世界最古のピラミッドと最大のピラミッド

エジプト史上初のピラミッド（最も古いピラミッド）は、ジェゼル王の階段ピラミッドです。4500年以上も前のエジプト第3王朝時代（紀元前2686年頃～紀元前2613年頃）につくられました。

エジプトで一番大きいピラミッドは、ギザにあるクフ王のピラミッドです。高さ146.7メートル、底辺の一辺が230メートル、平均2.5トンの石材を270万～280万個も積み上げてつくられました。