海外情報 [パナマ]
運河の種類と仕組みについて
運河には水路式と閘門式(こうもんしき)があります。水路式ではスエズ運河(エジプト)が、閘門式ではパナマ運河(パナマ)が代表的です。
パナマ運河の閘門について
閘門式の運河とは、閘門(水門)で水位を調節(上下)することによって、船を行き来させるというものです。パナマ運河では、この水のエレベータにより船を海抜26メートルの高さにあるガツン湖(ガトゥン湖)まで上昇させます。(※途中26メートルも高い水位のところを通りますが、太平洋と大西洋の水位が違うわけではありません)
パナマ運河は、カリブ海岸のコロンからガツン湖、ゲイラード・カット(水路)を経て太平洋岸のバルボアに通じています。その間には、ガツン閘門、ペドロ・ミゲル閘門、ミラフローレス閘門の3ヶ所の閘門と、それぞれ2つの水路(レーン)があります。
旅行時期 [2004年6月]
パナマ運河の仕組み
【1.水門に近づいています】
コロンとガツン湖の途中にあるガツン閘門を上る様子です。
【2.水槽(チェンバー)の水を排出しています】
【3.水を排出し終わると、水門が開きます】
【4.機関車に牽引されながら船が前進します】
【5.巨大な水槽に入りました。後方では水門が閉じています】
【6.水位が徐々に上がり、船を押し上げています】
1回の作業で、船は約9メートル上昇します。
【7.充分に上がったら前方の水門が開き、次の水槽に進みます】
【8.後方では再び水門が閉じ、水位が上昇します】
ガツン閘門では合計3回の作業で、海抜26メートル(ガツン湖の水面の高さ)まで上昇します。
パナマ運河のご案内
名称 | パナマ運河の仕組み - 運河の種類と仕組みについて |
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場所(所在地) | パナマ地峡(パナマシティ~コロン) 地図で確認 |
国名(地域名) | パナマ |
全長 | 約81.6km (太平洋側のバルボア港からカリブ海側のクリストバルまで) |
通過時間 | パナマ運河の通過には、7時間から8時間かかります |
通行料 | 標準的な貿易船で約3~5万ドル |
備考 |
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