スイレン、ハスの名所（関東地方）

上野公園の不忍池（しのばずのいけ）は、江戸時代からハスの名所として親しまれています。夏になると群生するハスの葉が水面を埋め尽し、ピンク色の可憐な花を咲かせます。

修景池では「大賀ハス」の名で知られる古代蓮が7月ごろに花を咲かせます。池のほとりには、府中に住んで生涯を蓮の研究に捧げた大賀一郎博士の銅像が建っています。

大温室のスイレン室では1年を通じて様々な色の熱帯スイレンを鑑賞できます。また、夏季になると熱帯スイレンが屋外の池に移され、夏の太陽の下、自然に近い状態で見学できるようになります。

薬師池公園（やくしいけこうえん）の北端部にハス田があります。ハス田には大賀ハスが群生しており、例年7月下旬から8月下旬に開花します。

古代蓮の里（こだいはすのさと）は、市の天然記念物である行田蓮を中心に、水生植物や野鳥など自然観察が楽しめる公園です。

親沢池親水公園（おやざわいけしんすいこうえん）にある広さ2haの池では、夏になると紅蓮系統、大型種、一重などのハスの花が咲き誇ります。

花桃の名所として知られる古河総合公園（こがそうごうこうえん）の北端に蓮池があります。蓮池では大賀ハスが群生し、美しい花を咲かせています。

東洋一を誇る400品種150万本の花菖蒲と、品種数日本一となる300品種以上の花ハスを中心に、水辺の植物を栽培・展示しています。

大船植物園（おおふなしょくぶつえん）の観賞温室は、植物の種類や性質に合わせ、らん室、ハイビスカス室、すいれん室など6室に分けられています。かなり充実した熱帯スイレン温室を持つ植物園です。