観光情報 [兵庫県]
日本で一番ため池の多い県はどこ?
日本で一番ため池の多い県は兵庫県です。その数なんと47,596ヵ所。2番目に多い県は広島県で20,910ヵ所。3番目は香川県で15,990ヵ所です。全国では約21万ヵ所のため池があります。
ため池とは?
ため池とは、農業用水を確保するために降雨量が少ない時期でも水を使えるよう人工的に造成された池のことです。ため池は、雨が少ない地方や稲作が発展した地方に多いです。
ため池密集地、稲美のため池群
兵庫県の稲美町(いなみちょう)に全国有数のため池密集地「稲美のため池群」があります。現在その数89ヵ所、最盛期には140ヵ所以上のため池が灌漑用につくられました。県内最大の貯水量をもつ加古大池(かこおおいけ)、県内最古と言われる天満大池(てんまおおいけ)、伝説の多い入ヶ池(にゅうがいけ)など多くのため池があります。
稲美町は播磨平野の東部「いなみ野台地」と呼ばれる台地の中央に位置し、『播磨風土記』『万葉集』にも「稲日野」と記されています。なお、兵庫県の播磨地方は日本一ため池の多いところで、県全体では4万7千ヵ所以上ものため池があります。
ため池の数が多い都道府県ランキング
順位 | 都道府県名 | ため池数 |
1. | 兵庫県 | 47,596 |
2. | 広島県 | 20,910 |
3. | 香川県 | 15,990 |
4. | 山口県 | 11,785 |
5. | 大阪府 | 11,308 |
「平成9年度 農村振興局調べ」より
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