小金井公園の桜について
小金井公園は江戸時代から知られた都内有数の桜名所です。園内には、約1700本、約50種の桜が植えられ、財団法人 日本さくらの会の「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
なかでも公園西口側にある「桜の園」は、面積約5.8haのエリアに、合計340本、30種類の桜が集められ(平成24年現在)、小金井公園を象徴する存在となっています。
桜の園では3月中旬の寒紺桜に始まり、4月下旬の八重桜に至るまで、約1ヶ月半の間、様々な種類の桜を楽しむことができます。なお、小金井公園の桜の開花状況、桜の見頃、小金井桜まつり、駐車場等の問い合わせは、小金井公園サービスセンターまで。
小金井公園の桜の写真
【都内でお花見するなら、小金井公園がおススメ】
小金井公園でお花見をしよう
都内有数の桜名所として知られる小金井公園。毎年3月下旬から4月上旬の桜シーズンになると大勢の花見客でにぎわいます。また、桜の開花時期に合わせ、小金井桜まつりが開催されます。
【頭上を覆う桜の木の下で、皆さんお花見中】
【ソメイヨシノが一斉に咲き誇る様子は、見事の一言】
ソメイヨシノの桜並木
小金井公園で一番のお花見スポットは、(公園の中心の)たてもの園前広場の両側に並ぶソメイヨシノの桜並木です。これらのソメイヨシノは、今は衰え保護されている玉川上水堤の小金井桜(ヤマザクラ)にかわるものとして、昭和29年(1954)、小金井公園の開園時に植えられたもの。ソメイヨシノは東京都の花にも指定され、日本で桜といばこれを指すほど有名です。
【大輪で紅色の花が美しい陽光桜(桜の園より)】
桜の園にある主な品種は、自生種として、山桜(ヤマザクラ)、大島桜(オオシマザクラ)、霞桜(カスミザクラ)、寒紺桜(カンヒザクラ)があります。栽培種(園芸種)としては、染井吉野(ソメイヨシノ)、関山(カンザン)、普賢像(フゲンゾウ)、一葉(イチヨウ)、白雪(シラユキ)等々が植えられています。
【小金井公園の枝垂れ桜(ドッグランのそば)】
小金井公園の桜の園には、駿河台匂(スルガダイニオイ)のような芳香のある桜や、晩秋から初冬にかけ一度咲き、翌年4月上旬に残りの花を開く冬桜(フユザクラ)のようなものもあります。
【小金井公園の河津桜】
小金井公園の桜は最近樹勢が衰え、毎年10本前後の桜が枯れているそうです。そのため、小金井公園で桜の保護・育成・普及活動をしているボランティア団体「桜守の会(さくらもりのかい)」では、平成21年から平成24年にかけて合計38本の桜を植樹しました。植樹された桜は6年から10年のまだ若木ですが、将来どんな大木に育つのか楽しみです。
【満開の桜】
東京の桜名所で桜散歩
小金井公園の桜は、江戸時代後期から有名だった玉川上水沿いの桜並木「名勝小金井桜」の伝統を受け継ぎ、ヤマザクラ(約670本)の本数が最も多くなっています。次に多いのがソメイヨシノ(約360本)です。
この時期、園内ではヤマザクラやソメイヨシノの他にも、様々な桜の花が楽しめます。ぜひ東京の桜名所で、桜散歩をしてみませんか。
小金井公園のご案内
名称 | 東京都立小金井公園(とうきょうとりつこがねいこうえん) |
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場所(住所) | 東京都小金井市、武蔵野市、小平市、西東京市 地図で確認 |
利用時間 | 終日開放 |
料金 | 無料(江戸東京たてもの園、体育館など有料施設あり) |
交通アクセス | 【徒歩】西武新宿線「花小金井駅」下車、徒歩15分。 【バス】JR中央線「武蔵小金井駅」または「東小金井駅」下車、CoCoバス北東部循環線で「小金井公園入口」「たてもの園入口」下車。 |
駅からの距離 | 花小金井駅(西武新宿線)から小平口(北口)まで1.4km |
駐車場 | 駐車場あり(第1駐車場500台、第2駐車場200台) |
駐車場料金 | 普通・乗用車 1時間300円(30分超過ごとに+100円) |
電話番号 | 042-385-5611(小金井公園サービスセンター) |
備考 |
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