長瀞の桜について
埼玉県秩父郡にある長瀞(ながとろ)は、長瀞ライン下りや天然記念物の岩畳で有名ですが、桜の名所でもあります。
「日本のさくら名所100選」に選ばれた長瀞の周辺には、約3,000本もの桜が植えられています。特に上長瀞駅から高砂橋までの、荒川の流れに沿った約6キロメートルにわたる桜並木は壮観です。この桜並木は、長瀞駅から高砂橋までを北桜通り、上長瀞駅前から長瀞駅を南桜通りと呼び、4月上旬から下旬には延々と続く桜のトンネルとなります。
長瀞には北桜通り・南桜通り以外にも、法善寺や宝登山神社のシダレ桜、宝登山山麓の通り抜けの桜、野土山桜の里など数々の桜名所があります。
長瀞の桜の写真
【秩父鉄道長瀞駅】
長瀞観光の拠点、長瀞駅
長瀞駅は明治44年9月14日に「宝登山駅」という名称で開業しました。「長瀞駅」と改称したのは大正12年7月7日です。「関東の駅百選認定駅」に選ばれ、秩父長瀞観光の拠点ともいえる駅です。
【桜のトンネルが続く、北桜通り】
長瀞の北桜通り
長瀞駅から荒川に沿った高砂橋までの道を北桜通りと呼びます。約600本の桜が4キロメートルほど続く様子は、まさに桜のトンネルです。開花時期に合わせ北桜通りではライトアップが行なわれます。夜桜のライトアップは昼間とは違って幻想的な雰囲気です。
【長瀞の南桜通り】
長瀞の南桜通り
南桜通りは上長瀞駅前から長瀞駅前につながる約1.2キロメートルの道で、荒川の流れに沿って約200本の桜が植えられています。
南桜通りの桜は大正4年(1915)に秩父鉄道上長瀞駅の開業に合わせて植えたものです。桜(ソメイヨシノ)の寿命は人間と同じ70年といわれています。なので、すでに90年を超えた老木となり、北桜通りに比べるとかなり衰えが目立ちます。
(次ページ、長瀞で一番早く咲く桜、大手桜に続く)
長瀞の桜のご案内
名称 | 長瀞の桜、桜並木 秩父長瀞のお花見スポット |
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場所(住所) | 埼玉県秩父郡長瀞町 地図で確認 |
駐車場 | 長瀞駅周辺に有料駐車場あり |
駐車場料金 | 普通車1台あたり1日500円 |
電話番号 | 0494-66-0307(長瀞観光協会) |
備考 |
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