坂戸よさこいについて

坂戸よさこいを見学

坂戸の夏（※1）を代表するイベント「第9回 坂戸よさこい」が8月21日から23日まで、東武東上線「坂戸駅」および「北坂戸駅」周辺を会場に開催されました。今年（2009）の参加チームは県内外から集まった117チーム、約6,500人の踊り子さんが参加しました。

※1 坂戸よさこいは、第1回から毎年8月に開催されていましたが、2015年の第15回より10月開催となりました

※2016年の第16回から、前夜祭は諸般の事情により開催しないことになりました

パレードによる行進

よさこい祭りでは地方車（じかたしゃ）と呼ばれるトラックを先頭に、個性豊かな衣装を身にまとった踊り子さんが、その後ろに連なってよさこい踊りを舞います。

坂戸よさこいは、8ヵ所のパレード会場（約300メートル級の演舞会場）と、1ヵ所のステージ会場、合計9ヵ所で行われます。各チームはパレードによる行進で、各演舞会場を順番に回っていきます。これだけたくさんの会場があると、好きな場所で待ち時間も気にせず踊りを見学できます。

芸能人がゲスト出演

坂戸市文化会館大駐車場（坂戸小学校裏）に設けられたステージ会場では、22日のオープニングセレモニーにお笑い芸人のペナルティさんが、23日には演歌歌手の坂本冬美さんがゲスト出演しました。

新曲「アジアの海賊」を披露した坂本冬美さんは、全国各地のよさこい祭りに参加するキャンペーンを続けており、当日は横浜の沢渡中央公園で行われた「第31回ヨコハマカーニバル ハマこい踊り」にも出演されました。

坂戸よさこいオリジナル曲

♪（坂戸に御座いますれば）
　　天と地を指し鳴子のおどり　粋な法被が街を練る
　　　武州坂戸の降誕祭に　濡れてほほえむ甘茶仏
　　　　よさこい　よさこい　よこさい　よさこい♪

坂戸よさこいオリジナル曲の一節です。演舞会場で一番よく聴きました。この曲は平成18年の坂戸市の市制施行30周年を記念し作成されたもので、歌や踊りの調子に合わせて、掛け声や手拍子など合いの手が入ります。思わず手足が踊りだしそうな、よさこいらしさを感じさせる曲です。

気迫と熱気あふれるお祭り

今回はじめて坂戸よさこいを見学しましたが、想像していた以上のたくさんの人出に驚くと同時に、各チームの個性あふれる衣装や振り付けの素晴らしさに感動しました。また、気迫と熱気が直に伝わり、見ているだけでも楽しかったです。

「人も街もいきいきと輝くまちづくり」を目標に掲げる坂戸よさこいは、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々が踊りに参加しています。そして、皆さんの楽しんでいる様子がとても良く伝わってくるお祭りです。まだ見たことのない人は、ぜひ来年行ってみてください。