旅に行き隊! 旅行記、写真、旅ガイド。Googleマップを利用して世界の国々や地球の自然、観光名所を紹介。
HOME 地理雑学 おもしろ画像 旅行記(国内) 旅行記(海外)
観光情報 [埼玉県]

聖天宮について

日本/埼玉県

埼玉県坂戸市の塚越にある聖天宮(せいてんきゅう)は、中国及び台湾の伝統宗教「道教」のお宮です。聖天宮には、道教の最高神である三清道祖(さんせいどうそ)と道教の神々が祀られています。

聖天宮の創設者は康國典(こうこくてん)大法師。工事に15年を費やし平成7年(1995)に完成しました。天然石の彫刻品や金箔を施した木彫装飾など見所の多い寺院です。なお、聖天宮の前にはポピー畑が広がり、毎年5月中旬にポピー祭りが開催されます。

旅行時期 [2009年6月]

聖天宮の写真


【道教のお宮としては国内最大級】

埼玉県の珍名所、隠れた観光スポット

埼玉県坂戸市の塚越に、ひときわ目を引く建物があります。黄色い瓦屋根に龍飾り、けんらん豪華な装飾品の数々……。この建物は道教のお宮で、聖天宮(せいてんきゅう)といいます。


【手前から天門、前門、本殿と並ぶ】

夢のお告げで坂戸に建立!

聖天宮は死病から奇跡的に回復した康國典(こうこくてん)大法師が、夢のお告げに従い建立したもの。大法師は若くして大病を患いましたが、三清道祖に病気平癒を願ったところ、7年の闘病生活の末に完治しました。

感謝の気持ちを抱いた大法師は、多くの人が三清道祖にすがれるよう、お宮を建てることにしました。建立地を探していたところ、日本の坂戸のこの地にとお告げがありました。(康國典大法師は台湾の方です)


【聖天宮の広場、西遊記のロケ地です】

聖天宮の名の由来

聖天宮の由来は、中国の伝説にある三清道祖が住む天界の宮殿の名称です。ここ坂戸の聖天宮は、三清道祖が地上に降り立った時に住む館とされています。

その聖天宮の着工は、昭和56年(1981)に始まりました。開廟は平成7年(1995)。着工から開廟まで実に15年もの歳月を費やしました。製材、加工は台湾でおこない、組み立ても台湾から一流の宮大工を呼んで建設にあたりました。


【高さ5メートルもある1本の石柱、九龍柱】

【一枚の岩から作られた石彫刻、九龍網】

【一万点の木彫刻に金箔を施した天井】

【万物を象徴する彫像物、天門の飾り】

まるで天界の宮殿のよう

千年木で彫られた門飾り、高さ5メートルもある龍の柱「九龍柱」、一枚の岩の彫刻「九龍網」は必見です。埼玉県の珍名所、隠れた観光スポットなどといわれる坂戸の聖天宮、ぜひ一度その目でご覧下さい。

(次ページ、聖天宮前のポピー畑、坂戸市ポピーまつりに続く)

聖天宮のご案内

名称 聖天宮(せいてんきゅう)
場所(住所) 埼玉県坂戸市塚越51-1 地図で確認
主神 三清道祖(さんせいどうそ)
建主 康國典(こうこくてん)
拝観時間 午前10:00時~午後4:00時まで(年中無休)
拝観料 一般: 300円(中学生以下、障害者は無料)
交通アクセス 【徒歩】東武東上線「若葉駅」から徒歩約30分
【バス】東武東上線「若葉駅」から東武バスで「戸宮交差点前」下車、徒歩約5分(※若葉駅から発車する東武バスは、全て「戸宮交差点前」の停留所を通ります)
【車】関越自動車道鶴ヶ島ICから3.5km/圏央道坂戸ICから2.5km
駐車場 駐車場あり(100台)
駐車場料金 無料
電話番号 049-281-1161
備考

関連記事・参考情報

お出かけ時の注意について

各記事の内容は掲載時の情報です。現状では異なる可能性があります。
営業時間や料金など変更になっている場合がありますので、
お出かけの際は、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。

サイト内を検索する
▲このページのトップへ