観光情報 [埼玉県]
広瀬神社の大ケヤキについて
広瀬神社(廣瀬神社)の境内には、しめなわを結んだ2本の大ケヤキがあります。このケヤキについては江戸時代末期の書物「新編武蔵風土記稿」の広瀬神社の項に、「……社辺に竹樹生茂り中にも古木の大槻(けやき)三株あり、是を神とす。一は囲二丈、一は囲一丈五尺、一は二丈六尺余なり、是等を見て旧跡たることしるべし……」とあります。
巨樹巨木調査報告書(1991年環境庁)によると、大ケヤキは高さ約32メートル、周囲約6.3メートルと記録されています。普通、ケヤキの高さは20メートルぐらいなので、このケヤキは稀に見る巨木といえます。なお、以前は3本あったのですが、1本は大正3年に老朽倒壊しました。
旅行時期 [2008年12月]
広瀬神社の大ケヤキの写真
【境内中央にあるケヤキは、高さ32m】
広瀬神社の大ケヤキを見学
樹齢800年と伝えられる広瀬神社のご神木です。平成10年(1998)に埼玉県の天然記念物の指定を受けました。
【舞楽殿となりのケヤキは、高さ27m】
広瀬神社の不朽梅の写真
【広瀬神社で見つけた、ちょっと気になる木です】
幹がねじれた「ねじれ梅の木」
広瀬神社にある樹齢約400年(樹木医の診断による)の梅の木です。幹がねじれていますが現在も花を咲かせ、新しい芽を伸ばしています。
※梅の木は、樹齢200年を越えるとねじれてくるのだそうです。
【幹がねじれた「ねじれ梅の木」です】
【樹皮だけのようですが生きています】
【つぼみが出ています。生命力の強さに驚かされます】
【2月下旬、見事な花を咲かせました】
広瀬神社の不朽梅(ふきゅうばい)
平成22年(2010)、郷土の偉人・清水宗徳没後100年にあたり、この「ねじれ梅の木」を宗徳の俳号「不朽軒義同」、そして、たくましく生き続ける梅の木に因んで「不朽梅」と名づけました。
「月澄めば 香も一入ぞ 梅の花」
広瀬神社の境内には清水宗徳の「安政の句碑」があり、上記の句を遺しています。一入(ひとしお)とは、「ひときわ」「一層」など他の場合より程度が増すことをいいます。
広瀬神社のご案内
名称 | 広瀬神社(ひろせじんじゃ) |
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場所(住所) | 埼玉県狭山市広瀬2-23-1 地図で確認 |
拝観 | 境内自由 |
交通アクセス | 【バス】西武新宿線「狭山市駅」西口から飯能行きのバスで「上広瀬」下車、徒歩5分 |
駐車場 | 駐車場あり |
駐車場料金 | 無料 |
電話番号 | |
備考 |
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