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観光情報 [埼玉県]

浄心寺について

日本/埼玉県

埼玉県飯能市にある浄心寺(じょうしんじ)は、寂光山(じゃくこうざん)と号する曹洞宗の寺院です。本尊は阿弥陀三尊。通称、矢颪毘沙門天(やおろしびしゃもんてん)。

浄心寺の創建は明応~文亀年間(1500年頃)といわれます。開基は当地の豪族であった岩沢氏で、その戒名である瑞林院殿月叟浄心居士が、現寺号になりました。開山は聚栄常和尚、のちの慶長12年(1607)に能仁寺五世吉州伊豚(きっしゅういとん)和尚により再興され、中興開山となりました。

浄心寺は、武蔵野七福神(毘沙門天)、武蔵野三十三観音霊場(第23番)、高麗坂東三十三観音霊場(第9番)、奥多摩新四国八十八ヶ所霊場(第10番)でもあります。

旅行時期 [2012年3月]

浄心寺の写真


【浄心寺の参道入り口。桜並木が続きます】

浄心寺を見学

西武池袋線の飯能駅南口から徒歩10分。入間川に架かる飯能大橋を渡った先に曹洞宗の寺院、寂光山浄心寺があります。地元では「やおろしの毘沙門さま」と呼ばれ親しまれているお寺です。


【浄心寺の境内】

桜並木の続く参道を歩いていくと、右手に鐘楼、左手に薬師堂、正面には本堂があります。本堂の前には大きな杉の木があり、よく目立ちます。本堂の左側には石段があり、石段を登った先の右手に毘沙門堂、左手に観音堂があります。毘沙門堂の裏手には三社権現宮があります。


【毘沙門堂】

浄心寺では毎年1月7日に毘沙門天大祭が行われます。だるま市、くまで市が開かれ、毎年大勢の人でにぎわいます。(→毘沙門天大祭 だるま市


【浄心寺の鐘楼。大晦日には除夜の鐘をつきます】

【薬師堂は、境内の一段高いところにあります】

【十一面観世音菩薩を祀る観音堂】

【三社権現宮】

【くろかみ地蔵菩薩】

くろかみ地蔵尊について

浄心寺の参道入り口にお地蔵様が立っています。くろかみ地蔵といい、毛髪の病気一切、頭部の病気すべてを救ってくれるという御利益があるそうです。このお地蔵様は通常のお像と異なり、左手に髪の毛の束を持つあまり例のない姿をしています。

(次ページ、毘沙門天大祭 だるま市に続く)

浄心寺のご案内

名称 浄心寺(じょうしんじ)
場所(住所) 埼玉県飯能市矢颪222 地図で確認
交通アクセス 【徒歩】西武池袋線「飯能駅」南口より徒歩10分。JR八高線「東飯能駅」より徒歩20分。
駐車場 あり
駐車場料金 無料
電話番号 042-972-3937
備考

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