地理雑学 [ ]
有人宇宙船の発射場はどこ?
人が乗り込むロケットを打ち上げている場所は、バイコヌール宇宙基地、ケネディ宇宙センター、酒泉衛星発射センターの3ヵ所です。
名称 | 国名 | 管理・運営 |
バイコヌール宇宙基地 | ロシア(旧ソ連) | ロシア、カザフスタン共和国 |
ケネディ宇宙センター | アメリカ | アメリカ航空宇宙局 (NASA) |
酒泉衛星発射センター | 中国 | 国防科学技術工業委員会(COSTIND) |
各基地初の有人宇宙飛行について
バイコヌール宇宙基地(ロシア連邦)
1957年に旧ソ連が世界初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功して以来、多くの人工衛星や人工惑星が打ち上げられ宇宙時代がはじまりました。そして1961年4月12日、旧ソ連のユーリ・ガガーリン少佐がボストーク1号に乗って地球を一周し、人類初の有人宇宙飛行に成功しました。
地図の場所は、世界初の人工衛星スプートニク1号や世界初の宇宙飛行士ガガーリン少佐を打ち上げたバイコヌール宇宙基地にあるガガーリン発射台です。
ケネディ宇宙センター(アメリカ合衆国)
アメリカでは1961年5月5日、アラン・シェパード大佐が乗った「フリーダム7号」が宇宙空間までの弾道飛行に成功し、アメリカ初の有人宇宙飛行(弾道飛行)となりました。1962年2月20日にはジョン・グレン中佐が乗った有人宇宙船「フレンドシップ7号」を打ち上げ、アメリカ初の地球周回飛行(地球3周)に成功しました。
酒泉衛星発射センター(中華人民共和国)
2003年10月15日、楊利偉(ヤン・リィウェイ)中佐が乗った有人宇宙船・神舟5号の打ち上げに成功し、中国は、旧ソ連、アメリカに次ぐ3番目の有人宇宙飛行の成功国となりました。また、2008年9月25日には神舟7号の打ち上げに成功し、中国としては初の宇宙飛行士の船外活動が行われました。
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