バンクーバーについて
バンクーバー(Vancouver)は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州南端にある大都市です。鉄道、海路、空路の一大発着地であると共に、カナダ有数の観光地です。
自然の入り江に恵まれ港町として栄えてきたバンクーバー。現在は高層ビルやレストラン、ホテルが立ち並ぶ近代的な都市と、スタンレー・パークやキャピラノ渓谷、グラウス・マウンテンなど緑豊かな大自然が共存する美しい街として知られています。
※バンクーバーは、2010年の冬季オリンピック開催地でした。
バンクーバーの写真
【バンクーバーのウォーターフロント】
バンクーバーの観光名所
バンクーバーには博物館や美術館、広大な公園、植物園など数多くの観光名所があります。その中でもお勧めの観光スポットは、以下の3エリアです。
1) ダウンタウン
バンクーバー発祥の地ギャスタウン。ダウンタウンの中心にはバンクーバー美術館が、東にはギャスタウンやチャイナタウンがあります。
2) スタンレー公園
ダウンタウン西部にはスタンレー公園があります。トーテムポール広場やバンクーバー水族館、バラ園など見所がたくさんあり一番のお勧めです。
3) ウォーターフロント
近代的なビルが並ぶウォーターフロントには、独特の外観が目立つハーバーセンター・タワーやカナダプレイスがあります。
【ギャスタウンの蒸気時計】
バンクーバー発祥の地、ギャスタウン
ギャスタウンは、古い建物やレンガを敷きつめた舗道が続く観光エリアです。そのギャスタウンのウォーター通り中ほどに、写真の蒸気時計があります。この蒸気時計は世界恐慌後、すっかりさびれた町が歴史地区として見直され観光名所となった記念として、1977年に造られました。15分ごとに蒸気を吹き上げながら汽笛が鳴る時計は、ギャスタウンの人気スポットです。
【ギャッシー・ジャックの像】
ギャッシー・ジャックについて
写真はギャスタウンの名の由来になった人物、キャプテン・ジョン・デイトンの像です。デイトンはおしゃべり好きだったため、ギャッシー(おしゃべり)・ジャックと呼ばれていました。町づくりの実力者であり人気者であった彼のあだ名から、町の中心部もギャッシー・タウン、ギャスタウンと呼ばれるようになりました。
【ミレニアム・ゲート】
バンクーバーのチャイナタウン
ギャスタウンの東南に位置するこのチャイナタウンは、サンフランシスコ、ニューヨークに次ぐ西洋で3番目の規模を誇ります。漢字で書かれた朱色の看板が目立ち、食料品や漢方薬、雑貨などを扱う店が並び、とても活気のあるエリアです。写真の巨大な中華門は、チャイナタウンの新しいシンボル、ミレニアム・ゲートです。
【サン・ヤット・セン中国庭園】
サン・ヤット・セン中国庭園
チャイナタウンにあるサン・ヤット・セン中国庭園(孫文博士記念公園)は、中国革命の父と呼ばれる孫文を記念して造られた伝統的な中国庭園です。1985年に中国の蘇州から50人以上の職人・造園家を招き、翌1986年に完成しました。アジア以外では唯一の明朝様式の庭園です。
サン・ヤット・セン中国庭園は、カナダに来ていることを忘れまるで中国にいるかのような気分になります。とても静かな場所なので、のんびりと散歩をしたい人におすすめです。
【バンクーバー美術館】
バンクーバー美術館
バンクーバー美術館は、カナダ人アーティストの作品を中心に、絵画や写真、先住民族の工芸品などが展示されています。とくにカナダを代表する女性アーティスト、エミリー・カーの作品は見ごたえがあります。
【トーテムポール】
インディアン・アートに興味がある方は、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)にあるUBC人類学博物館がおすすめです。カナダ先住民の歴史や文化の紹介とともに、芸術性の高い作品が多数展示されています。
(次ページ、バンクーバーお勧めスポット、スタンレー公園に続く)
バンクーバーのご案内
名称 | バンクーバー観光 - カナダ旅行/観光地ガイド |
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場所(所在地) | バンクーバー 地図で確認 |
国名(地域名) | カナダ/ブリティッシュコロンビア州 |
備考 |
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