くらづくり本舗について
埼玉県川越市の幸町にある「くらづくり本舗 一番街店」は、明治20年創業、川越の老舗和菓子店です。名産の川越芋を生かしたお菓子をはじめ、四季折々の和菓子、昔なつかしい菓子などを豊富に取り揃えています。
建物は川越市指定文化財の小林家住宅。明治26年(1893)の大火直後、当時呉服太物商だった二代目・小林佐平によって建てられました。(現在、店はくらづくり本舗に貸与)
店蔵に続く居住部には「くらづくり茶屋」があります。くらづくり茶屋では和菓子とお茶で休息ができます。また、せいろ蔵めし、せいろ山菜めしなどの食事も楽しめます。
くらづくり本舗の代表的なお菓子は、十勝産の小豆あんにつきたての福餅が入ったくらづくり最中「福蔵」、川越いもの素朴な味わいを生かした焼き菓子「ぽくぽく」、本場川越芋の美味しい紅赤を使ったスイートポテト「べにあかくん」などです。さつまいもが名物の川越の和菓子店だけあって、さつまいもを使ったお菓子が色々揃っています。
くらづくり本舗の写真
【くらづくり本舗】
くらづくり本舗(一番街店)を見学
本川越駅から徒歩10分、歴史を感じさせるこの黒漆喰のお店は、創業百年を超える和菓子の老舗くらづくり本舗です。
【くらづくり本舗と埼玉りそな銀行】
【影盛の飾り】
影盛の飾りがユニーク
屋根のかげ盛りから出ている火炎のようにウェーブを描く飾りに注目。火伏せ(火を伏せる=消す)、防火のまじない、単なる飾り、カラスの害から鬼板を保護する?などといわれていますが、この28本(片側14本)の飾り金物の用途はよくわかりません。
【アーチ門とくらづくり茶屋】
【着物・浴衣の染め型紙(文庫蔵の見学)】
文庫蔵の一般公開
小林家住宅の文庫蔵が一般公開(2008/11/1~4)されたので見学に行って来ました。文庫蔵は明治16年(1883)に建設され、明治26年の大火を焼け残った数少ない土蔵の一つです。
この文庫蔵の中の収蔵品は、すべて小林家で使用されたものだそうです。帳場や大福帳、繊細な模様が彫られた染め型紙、昭和初期の出版物や新聞など、大変興味深いものばかり。今回の一般公開では、江戸末期から昭和初期まで呉服卸問屋を営んだ小林家の歴史をうかがわせる様々な品を見学することができました。
くらづくり本舗のご案内
名称 | くらづくり本舗(一番街店)/くらづくり茶屋 |
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場所(住所) | 埼玉県川越市幸町2-16 地図で確認 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
交通アクセス | 【電車】西武新宿線「本川越駅」下車、徒歩10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
電話番号 | 049-225-5252 |
備考 |
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