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観光情報 [埼玉県]

法善寺について

日本/埼玉県

埼玉県川越市の幸町にある法善寺(ほうぜんじ)は、自然山宝林院(じねんさんほうりんいん)と号する浄土真宗の寺院です。法善寺は天文18年(1549)創建の古刹で、浄土真宗大谷派京都東本願寺に属します。

法善寺の寺宝には親鸞(しんんらん)像と顕如(けんにょ)像の軸があります。境内には、酒樽に腰をかけた袴姿の侍像「虫食い奴の墓(むしくいやっこのはか)」があります。

旅行時期 [2008年10月]

法善寺の写真


【自然山宝林院 法善寺】

法善寺を見学

法善寺は川越一番街の通りから少し奥に入ったところにあります。境内に入ると、本堂に向かって右側に、柱に屋根をかけた霊屋、虫食い奴の墓があります。


【虫食い奴の墓(むしくいやっこのはか)】

虫食い奴の墓

上の写真は、一日も欠かさず酒を飲んでいた大酒飲みのお墓です。その名は瀬川嘉右衛門(せがわ かえもん)といい、松平信綱が川越城主の時代に槍持ち(奴:やっこ)として仕えていました。

瀬川嘉右衛門は「剛強不屈で、常に大飲を好み、一斗以上も飲み、又、食肉を好み、禽獣、蟲、魚を問わず俎(まないた)上にある物は、美悪腐肉でも皆食した」とあります。まれに見る悪食で、酒の肴に虫などを食べたことから「虫食い奴(むしくいやっこ)」と呼ばれていました。


【酒樽に腰をかける瀬川嘉右衛門】

瀬川嘉右衛門は、大酒飲みで変わり者!?

瀬川嘉右衛門は生前から変わったことを求める者で、晩年にはみずから自分の姿を石に刻み墓を建立し、法善寺に納めました。現在、この墓は二代目になります。酒樽に腰をかけ、杯を手にするその姿は、いかにも酒好きといった感じがしますね。

法善寺のご案内

名称 法善寺(ほうぜんじ)
場所(住所) 埼玉県川越市幸町2-14 地図で確認
拝観 境内自由
交通アクセス 【電車】西武新宿線「本川越駅」下車、徒歩10分
電話番号 0492-22-2449
備考

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