消防出初式について
出初め式(でぞめしき)とは、新年最初に消防団が出揃って、消防動作の型などを演ずる儀式です。
消防出初式は新年を祝う行事として各地で開催されています。古くは消防の者が町内のおもだった家をたずねて新年の祝儀を述べてから、はしご乗りの演技をして見せていました。現在の出初め式では、近代的な消防車両のパレードや消防部隊による消防演習の中にあって、木遣り(きやり)やはしご乗りなどの伝統芸が披露されています。
2019年度 川越地区消防組合の消防出初式は、2019年1月6日 9:00~11:00です。消防出初式の日程、イベント内容は、川越地区消防組合や川越市消防団の公式ウェブサイトで確認できます。
消防出初式の写真
【会場に整列した消防職団員】
川越市の消防出初式を見学
新春を告げる風物詩「消防出初式」が1月6日、川越市役所の駐車場で行なわれました。出初式では川越地区消防組合の約300人の消防関係者が、日頃の訓練の成果を披露しました。
【はしご車のナンバープレートが119です】
【くすだま割り】
式典は午前9時に開始され、国旗掲揚、式辞、議長挨拶、団長挨拶と続き、来賓の方々による祝辞と進行していきました。来賓挨拶が長々と続き、くすだま割りが行なわれたのは午前9時45分頃。飽きてぐずっている小さなお子さんをチラホラ見かけました。
【3人によるはしご乗りを披露】
くすだま割りの後、川越鳶(とび)組合・木遣(きやり)保存会による纏(まとい)振りと木遣り歌、そしてはしご乗りが披露されました。
【アクロバティックなはしご乗り】
はしご乗りは江戸時代の火消しに由来する伝統文化です。その起源については定かではありませんが、延宝年間(1673~1680)ころの見世物の一つに「はしごさし」という言葉が見られるので、この頃には行われていたのだと思われます。
【大型はしご車による救助作業】
消防部隊の訓練展示では、埼玉県防災航空隊の防災ヘリコプターが参加したり、はしご車を使い市役所屋上から負傷者を救い出すなどの実践さながらの救助・消火訓練が行われました。
【川越市役所庁舎にむけて一斉放水】
続いて消防車両分列行進(消防車両のパレード)、防火の願いを込めポンプ車による一斉放水、手締と実施され、最後に国旗を降納して閉式となりました。
消防出初式を見学するときは、朝が冷えるので暖かい服装でお出かけください。
消防出初式のご案内
名称 | 消防出初式(川越地区消防組合) |
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日時 | 川越地区消防組合ウェブサイトを参照 |
開催場所 | 川越市役所 南側来庁者用駐車場 |
住所 | 埼玉県川越市元町1丁目3番地1 地図で確認 |
交通アクセス | 【電車】西武新宿線「本川越駅」下車、徒歩15分 |
電話番号 | 049-222-0741(川越地区消防局 総務課) |
備考 |
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