コピエについて
コピエ(Kopje)とは、アフリカの大地に何万年も昔から存在し続けている岩場、岩丘群のことをいいます。これらの岩石は、マグマが地下深い所でゆっくりと冷えて固まることによってできた「花崗岩(かこうがん)」が、地上に露出したものです。
遠くから眺めるコピエは、まるで大草原に浮ぶ小島ように見えます。なお、セレンゲティ国立公園にはセロネラ・ワイルドライフ・ロッジというコピエを利用したロッジがあります。
コピエめぐりの写真
【大草原に浮ぶ小島】
今回のアフリカ旅行では、様々なコピエを見て回る「コピエめぐり」をしました。これらコピエの写真は、すべてセレンゲティ国立公園で撮影したものです。
【芸術作品のようなコピエ】
【コピエに登る】
コピエの1つに登ってみました。岩の表面は雨や風による浸食でなめらかになり、とても滑りやすかったです。
【フォノライトという火山岩です】
登ってみてビックリ!コピエの上には大きな岩がいくつもありました。目の前に、こんな巨大な岩があることに、ただただ驚くばかりです。(後で、自分が登ってきた岩は、さらに大きかったことに気づく……)
【ゴングロック】
この岩はフォノライト(響岩:きょうがん)といい、硬いもので叩くとよく響く音を発します。ゴングロックとも呼ばれ、かつてマサイの通信道具だったといわれます。
【コピエからの眺め】
コピエからの眺めは最高でした。どこまでも続くサバンナの風景、そして動物の群れやスコールらしい暗雲など。コピエでは、はるか彼方まで見回すことができました。
【コピエで休息中のライオン】
コピエで出会った動物たち
コピエは動物たちに日陰を提供します。また野火や浸水などから身を守るためのシェルターにもなります。そのため意外な動物がいたりします。これは植物にも当てはまり、コピエの周りは独特の植物相になっています。
シンバ・コピエではライオンが休息していました。岩陰や木の中には、さらにたくさんのライオンがいました。このコピエを縄張りにしたライオンの群れのようです。
【レインボーアガマ】
色彩の派手な方がレインボーアガマのオス、灰色をした地味なほうがメスです。オスは上半身が赤、下半身が青なので岩場では特に目立ちます。
【ハイラックス】
コピエで最もよく見かけるのがハイラックスです。岩の隙間などに住んでいます。集団で体を寄せあって日光浴をしている姿はとても可愛らしいです。ハイラックスは耳を短くしたウサギのようですが、進化の過程から見ると、ウサギよりゾウに近いといいます。
サファリ体験のご案内
名称 | タンザニアでサファリ体験 |
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場所(所在地) | セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域ほか 地図で確認 |
国名(地域名) | タンザニア |
備考 |
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